美容2017.10.12
フォトジェニックよりケトジェニック!ゆるく糖質カットで目指せ、写真写りの良い身体
数年前から広まり、かなり世間に定着しつつある糖質制限。
何度も挑戦しようとして挫折した方も多いのではないでしょうか。
そんな中、昨今テレビやインスタでは筋肉女子ブーム。
モデルを始め、女優やアイドルまでも腹筋を2つに割っていたりします。
そこで今回は、アスリートやジムのインストラクター、ヨガのインストラクター、ダンサーなど、日頃から体を動かす習慣のある方のような美しい身体を食事の面から手にいれやすくするために、長く続けられるプチ糖質制限の方法をお伝えしたいと思います。
●ケトジェニックって何?●
人の体は、通常糖質をブドウ糖に分解してエネルギーにするところを、その糖質を制限することで、代わりに体内の脂肪をエネルギーに変えていこくとができます。その際にできる物質が「ケトン体」であったことから、そういった体質のことをケトジェニックと呼ぶようになりました。
●糖質制限って危ないの?●
医学的に見ても厳しすぎる糖質制限は、長期的なダイエット法としてはオススメできません。健康を考えると専門家の指導のもとで、2か月程度を限度として行うくらいに留めなくてはなりません。また、その後のリバウンドのリスクも高く、一般個人が行うにはハードルが高いものになっています。
しかし、ゆるく糖質を抑えた食事をすることで医学的なリスクを抑えられ、食べられるものの幅も広がるので糖質制限によるストレスも少なく、長く続けることができます。また、糖質制限においてよく言われているのが、脳が回らなくなる、低血糖になる、ケトン臭がしてしまうなどの、仕事や日常生活をする上で困ってしまうリスクの数々です。これから紹介するプチ糖質制限では糖質を必要な分摂取するのでそのような心配はありません。
●ゆるいからこそ気をつけるべきポイント●
糖質制限といえば、「糖質を食べなければ何を食べてもいいんでしょ?」と思われがちですが、プチ糖質制限に限っては多少、カロリーや脂質量を気にする必要があります。これは、健康的な生活を送るために必要な糖質は摂取していくため、その帳尻合わせとして多少の制限がかかります。しかし、一日に摂るべきタンパク質量を摂取することは意外と大変ですので、糖質とタンパク質の摂取量を守って行けば、心配しなくてもカロリーや脂質を取りすぎてしまうことはありません。
●糖質摂取の目安●
プチ糖質制限では、1食あたり糖質50〜60g以下、1日あたり110〜140g以下が目安です。
一般的な糖質制限食と同じく、糖質を摂る時は精製度の低いもの(玄米や全粒粉パンなど
を選ぶようにするとより効果的です。)
●タンパク質摂取の目安●
その人の運動量にもよりますが、1日に摂取するタンパク質量の目安として、”体重の絶対値(g?)”が挙げられます。
体重が50kgの方であれば、1日にだいたい50g?摂取すればいいという計算になります。
また、1日の摂取量は上の公式から、女性であれば−10g、男性であれば+10g程度の幅があっても良いようです。ただ、食べ過ぎはカロリーや脂質の取りすぎにも繋がるので過剰な摂取は控えましょう。
●最後に●
メディアでも多く取り上げられすっかり定着した糖質制限ですが、専門家指導の下で正しく行なわなければ、意外な落とし穴にはまってしまったり、短期的な減量に成功したとしても元の体重以上にリバウンドするなどの結果を招く恐れがあります。
主食以外は比較的自由に食べられますので、カロリー制限と違って極端に食事量を減らす必要はありません。もちろん、面倒なカロリー計算も不要で、量もしっかり食べられるので、空腹に耐える必要もありません。正しく行えば、ストレスフリーで続けることができるのです。?プチ糖質制限は、健康であり続けるために理想的な食事法といえます。
現在の日本人はタンパク質不足で筋肉がつきづらい傾向にあります。プチ糖質制限を続けることで筋肉のつきやすい身体になり、憧れの縦筋の入った腹筋に一歩近づけます!
ぜひ皆様も、始めてみてはいかがでしょうか?