美容2020.05.15

22時からのゴールデンタイムはウソ。睡眠美人になる方法

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22時〜2時までが成長ホルモンが出るゴールデンタイム。

という話を聞いたことありませんか?

肌や美容にも良いと言われていますね。

はい、これウソです。


成長ホルモンによって肌の回復が促されたりすることで、美容にとってもゴールデンタイムとされてきましたが、最近の研究では、成長ホルモンの分泌には時間は関係ないと言われるようになりました。時間を気にするよりも安定した生活習慣を意識する方が効果的のようです。


1. 何時に寝るのがベスト?

成長ホルモンが分泌されるのは深いノンレム睡眠の時です。深いノンレム睡眠は眠りについてから数時間の間、特に最初の3時間と言われています。さすがに明るい時間に深い眠りにつくのは難しいかもしれませんが、そうでなければ基本的に時間帯は関係ありません。寝始めの3時間にしっかり眠れることを意識しましょう。
 

2. 何時間寝るのが身体にいいの?

必要な睡眠時間は個人差があり、ショートスリーパーと呼ばれる6時間未満でも良い人もいれば、ロングスリーパーという9時間以上必要な人もいます。これらはそれぞれ人口の10%未満で残りの80%くらいの人たちは6〜8時間くらいと言われています。
その中でも1時間半の倍数で眠る。これです。レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルに合わせて起床することが一番スッキリ目覚められると言われています。色々と睡眠時間を試し、コンディションや健康状態を記録しながら自分に合った時間を見つけるのが良いでしょう。




3. 寝る前はご飯食べちゃダメ?

寝る直前の食事はやはりNG。太りやすい、などもよく言われますが、睡眠の質にも影響します。お腹いっぱいで眠ると一見気持ち良さそうですが、そうではありません。身体が体内に入ってきた食事の消化に集中してしまうことで睡眠の質が下がります。また、睡眠に入ってからの消化も活発ではなくなるので、結果、太りやすくなってしまうというのも事実です。


4. 寝る前にお酒を飲むのはOK?

なかなか寝付けないときに「寝酒」を飲むという人もいるでしょう。お酒には催眠効果がありますが、時間が経過して酔いが覚めてくると、覚醒作用が働き始め、脳が興奮状態になります。少し経つと目が覚めてしまい眠れなくなるということもありますので注意が必要です。ただし、寝る3時間前くらいまでに適量を飲むのであれば問題ありません。ワインであればグラス1〜2杯、ビールであれば瓶1本程度。また、カフェインが含まれる飲み物にも覚醒作用があるので寝る前は注意しましょう。




いかがでしたでしょうか。

寝る時間を気にしすぎるよりも、規則正しくホルモンバランスを保ちながら、快適な睡眠を目指すことで健康にも美容にも効果的です。

まずは、自分が必要とする1日の睡眠時間を知ってみましょう。

ぜひ、睡眠美人をめざしてください。






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